【実録】20年前、無名のクラブがいかにして600人を集めたか?集客の本質とコンセプトの力

「良い指導をしていれば、自然と人は集まる」 20年前、サッカークラブを立ち上げた当時の私は、そう甘くは考えていませんでした。プロ選手の実績もない、知名度もない。そんな場所からスタートし、最終的に500〜600名規模のクラブへと成長させた裏側には、泥臭い「認知」への努力と、絶対にブレない「コンセプト」がありました。 今回は、私の実体験から学んだ、サッカークラブ経営におけるマーケティングの本質と、今取り組んでいるWeb制作に通ずる「自分をアピールすること」の大切さについてお話しします。


記事のポイント
  • 認知の徹底: 知られていないのは存在しないのと同じ。1万枚のチラシ手配りから全ては始まった。
  • 無料体験の役割: サービスを理解してもらうための最短距離は「体験」を提供すること。
  • コンセプトの純度: 「誰でもいい」ではなく「うまくなりたい子」に絞ることで、高い満足度と一貫指導を生む。
  • 自分メディアへの昇華: 過去のクラブ経営も現在のWeb制作も、本質は「自分らしさ(強み)を鮮明に伝えること」にある。

徹底した「認知」と「体験」の設計

20年前、今ほどネット募集が主流ではなかった頃、私が最初に行ったのは徹底したチラシ配りでした。地域に1万枚。不審者扱いされそうになりながらも、「ここにクラブがある」と知ってもらうために足を棒にして配り歩きました。

しかし、チラシだけで入会を決める人はいません。そこで重要になるのが「無料体験会」です。 文章だけでは伝わらない「教え方の質」や「雰囲気」を実際に肌で感じてもらう。1000枚配って数人の申し込みという厳しい現実もありましたが、その数人を確実に「うまくなる」と実感させることで、入会へと繋げていきました。

「誰でもいい」は、結局「誰にも刺さらない」

当時のマーケティングで私が大切にしていたのは、「強気なコンセプト」です。 単に楽しくボールを蹴る場所ではなく、「世界に通じる選手を育てる」「地域のチームに入っている選手がよりうまくなるサッカー塾」という看板を掲げました。

「誰でもいいから入ってください」という姿勢ではなく、「選ばれた人、本気の人に来てほしい」という強いメッセージを発信したのです。その結果、年中さんから中学3年生まで11年一貫して通ってくれる選手が増え、お客様(保護者・選手)の満足度を最大化させることができました。

サッカークラブからWeb制作「自分メディア」へ

この経験は、現在私が行っているWeb制作(自分メディア事業)に直結しています。 今の時代、ただホームページを作るだけでは不十分です。大切なのは、自分の強みや「らしさ」を鮮明に出し、自分というメディアを構築すること。

私が提案している「ワンサイト(1ページの自分メディア)」は、いわばサッカーでいうところの「無料体験会」のような足がかりです。まずは低価格で自分らしさを形にし、その必要性を知ってもらう。そこから信頼関係を築いていく。

サッカーでもビジネスでも、「自分たちが何者であり、誰を幸せにするのか」というコンセプトを整理し、発信し続けることこそが、集客の、そしてマーケティングの正体だと確信しています。


まとめ

人を集めるために必要なのは、魔法のようなテクニックではありません。

  1. まずは知ってもらうための努力(認知)
  2. 価値を実感してもらう場(体験)
  3. 絶対にブレない「強み」の提示(コンセプト)

この3ステップを愚直に繰り返すこと。 自分のメディアを持つことは、自分の頭の中を整理し、価値を再定義することでもあります。これからもブログやラジオを通じて、私自身の経験と「自分メディア」の大切さを発信し続けていきたいと考えています。

  • URLをコピーしました!
目次