WRITING / MEMO

dgx-spark

最近、DGX Sparkが気になっている。いわゆる「デスクに置けるAIスーパーコンピュータ」。小さいのに、かなり強い。

128GBメモリで、数百億パラメータのモデルもローカルで動く。クラウドに頼らず、手元でAIを扱える。

これが何を意味するかというと、「AIを使う」から「AIを持つ」に変わるということだと思う。今まではAPIだった。お金を払って、外に投げて、結果を受け取る。DGX Sparkは逆で、全部ローカルで完結する。コードも、データも、外に出ない。

これは地味に大きい。速さの話ではなくて、コントロールの話。モデルをどう使うか。どこまでチューニングするか。何を保持するか。全部、自分で決められる。

実際、DGX Sparkは「速度」より「容量」に寄ったマシンと言われている。速く生成するためではなく、大きいモデルをそのまま持つための設計。

つまり、小さく速く回す世界と、大きく持つ世界が分かれてきている。

今のところ、普通の開発にはオーバースペックだと思う。でも、

・クラウドに出せないデータ

・独自モデル

・ローカル前提のAI

このあたりを触るなら、かなり現実的な選択肢になってきている。

AIは便利になるほど、外に出す前提になっていく。その中で、手元に置くという逆方向の流れが出てきているのは面白い。まだ早いけど、流れとしては確実にこっちも伸びる気がする。